ダブルス選手として五輪&四大大会すべて制覇“ゴールデンスラム”達成の快挙「特別」<男子テニス>
全仏オープン
テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は8日、男子ダブルス決勝が行われ、第9シードのM・アレバロ(エルサルバドル)/ M・パビッチ(クロアチア)組が第11シードのS・ボレッリ(イタリア)/ A・ババソリ(イタリア)組を7-5, 6-3のストレートで破り、ペアとして四大大会ダブルス初制覇を達成した。 【ズベレフvsアルカラス 全仏オープン決勝 1ポイント速報】 33歳のアレバロにとっては2022年の全仏オープン以来2度目の四大大会制覇となった。 一方、30歳のパビッチは2018年に全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)、2020年に全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)、2021年にウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)でタイトルを獲得。さらにオリンピックのダブルス金メダルも手にしているため、ダブルスでの「ゴールデンスラム」達成の偉業となった。 パビッチは表彰式で「特別な気分だよ。マルセロ(アレバロ)が僕をここまで連れてきてくれたことに、感謝を言いたい。数年前、彼は優勝しているんだ。僕はローラン・ギャロスでの優勝は初めてだから、とてもうれしいよ」とコメントした。 一方のアレバロは「一緒に戦えることを信じてくれたマテ(パビッチ)に感謝したい。クレイジーな2週間、タフな試合の数々。僕たちは一緒にやり遂げたんだ。本当にうれしいし、ここでの2度目のタイトルは特別な感じがするね」と語った。