『映像研には手を出すな!』作者の大童澄瞳氏が「初告知から30分後」にいきなりVTuberデビュー。VTuberコンテンツへの興味や「コラボしてもらえるような存在になる」目標を語る
青年漫画『映像研には手を出すな!』の作者として知られる漫画家・大童澄瞳(おおわら すみと)氏は1月21日(日)、自身の並行世界の人物にあたるバーチャルYouTuber(VTuber)「V童澄瞳」のプロデュース活動を開始すると発表した。 V童氏はX上での告知から約30分後に自身のYouTubeチャンネル上で初配信を開始し、プロフィールやVTuberデビューの経緯、目標などを語っている。 大童氏は、小学館の漫画雑誌「月刊!スピリッツ」における『映像研には手を出すな!』の連載活動やCM、アーティストMVにおけるイラストデザインなどを手がけているクリエイターだ。女子高生らによるアニメーション制作の活動を描いた『映像研には手を出すな!』は2016年にスタートした大童氏のデビュー作でありながら、2020年9月時点でシリーズ累計発行100万部を突破している。 また、同年にはNHK Eテレでのテレビアニメ化や、当時「乃木坂46」に所属していた齋藤飛鳥さん主演による実写ドラマ化・映画化もあわせて話題となった。 「もはや何を準備すればよいかわからなくなったので」と唐突にスタートした今回のVTuber初配信では、漫画家の大童氏がプロデュースする“並行世界の別人物”としての位置づけや、各種の自己紹介がV童さんから語られた。加えて、配信内では『映像研には手を出すな!』が累計発行150万部を突破していたことも伝えられている。 また、V童さんは乃木坂46やホロライブ所属VTuberであるときのそらさんとの仕事、そして小学館スピリッツ主催のVTuberアイドル発掘イベントで審査員を務めた大童氏の経験を通して、面白い人たちの話術・キャラクターやVTuberコンテンツのプロデュースへの興味、そしてデビューの経緯と語っている。 配信の後半にて、V童さんは「VTuberのなかにたくさん話してみたい人がいる」、そして「VTuberを知るにはVTuberに関わればよいと思った」と自身の考えを伝え、自身の活動の目標として「Vに沢山話しを聞きたいのでコラボしてもらえるような存在になる」ことを掲げていた。 なお、大童氏はV童氏をプロデュースするにあたって、昨年12月中旬ごろから「Live2D Cubism Editor」や漫画制作ソフト「CLIP STUDIO PAINT EX」を用いたデビュー準備の様子も昨YouTube上で配信している。Live2Dを用いたキャラクター制作に興味がある人の参考となるため、興味があればチェックしておくとよいだろう。
電ファミニコゲーマー:ヨシムネ
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