藤あや子「料理を頑張りすぎて腱鞘炎になったことも」55歳でふた回り年下の夫と再婚し、7年目の今
実は私が大の料理好きで、結婚前から頻繁に大量の料理を作ってはスタッフやご近所にも振る舞っていたんです。でも結婚後はさらに張りきってしまったのか、手首に違和感を覚えるように。病院へ行ったら先生から何か重い物を持ったのではと聞かれたものの、思い当たるのは中華鍋ぐらい。それをお伝えしたら、原因はそれですと。中華鍋だけでこの痛め具合は、レストランの料理長レベルだったそうで、「優しく使ってあげてくださいね」と言われました(笑)。
それからは人に頼ることも覚えた方がいいのかなぁと夫にお願いしていますし、夫も快く引き受けてくれてありがたいです。こんな風に人に素直に甘えられるようになったのは、結婚して私が成長した面ですね。 ── ちなみに旦那さんに「ちょっと休みたいな~」と言われたことはありますか? 藤さん:それがないんですよ。私も「疲れない?」って聞いたことあるんですが「疲れない」ってきっぱり。お義母さんにその話をしたら、中高大とずっと運動部の厳しい世界にいたけれど、今まで一度も弱音を吐いたことがないと言っていたので、元々我慢強い人なんだと思います。
生活だけではなく、仕事のサポートもしてくれているのですが、私だったら「もう嫌っ!」って逃げ出しているかも。夫は一回もノーと言ったことがないですね。本当に偉いと思います。感謝しています。 強いて言えば私がいつもバタバタしているのはちょっと気になるみたいですよ。たとえば朝からスタッフやみんなのお弁当作るためにあたふたしていたり、お友だちとご飯食べに行く時も「ご飯はどうする?作ろうか?」なんて聞くと、「いいから、いいから、ゆっくり行ってきて」って言われます。もう少し優雅に余裕をもって動いて欲しいようです。
■SNSでも大人気の猫「マルオレ」 ── 今はそんなお二人の生活に2匹の姉弟猫「マル」君と「オレオ」ちゃんも加わっていますね。 藤さん:お義母さんが保護猫活動をしていて、その引き取った猫から生まれた子から2匹譲り受けました。最初に生まれたての2匹の写真を送ってもらった時に、ひと目ぼれ。それからは、写真や動画を送ってくださいと毎朝毎晩お義母さまにお願いして、しつこかったんですよ、私(笑)。 見かねた夫が「じゃぁ、引き取ってみたら?」と。最初は1匹だけのつもりだったのに、お義母さんから「猫は2匹で育てた方が楽なのよ」と言われ、最初はえっ、と思ったんですが、そこはお嫁さんとして素直に従うことに。でも2匹飼って大正解でしたね。