ミュージカル「ムーラン・ルージュ！」の記者会見を行った、左から伊礼彼方、松村雄基、甲斐翔真、望海風斗、平原綾香、井上芳雄、橋本さとし、K

　望海風斗（40）平原綾香（40）井上芳雄（44）甲斐翔真（26）らが19日、東京・千代田区の帝国劇場でミュージカル「ムーラン・ルージュ！　ザ・ミュージカル」（20日～8月7日、東京・帝国劇場）の取材会を行った。 【写真】手を振る望海風斗、平原綾香、井上芳雄、甲斐翔真ら 　昨年に日本で初演した米トニー賞10冠の超大作の再演。ナイトクラブ「ムーラン・ルージュ」の花形スターであるサティーン役は望海と平原がダブルキャストで演じる。 　望海は「去年は日本で初上演。音楽がすごく壮大でやることに終われていた。そしてお客さまと一緒に作ったという手応えもあった」と振り返り「今年はそれを上回りたい」。 　ミュージカルデビュー10周年の平原は「来年はないんだなというさみしさがある」と冗談交じりに話した後で「去年はオーストラリアとニューヨークの公演も見に行った。どちらも良さがあるが日本にも良さがある。演出家がギリギリまで細かく日本だけの演出をしてくれているので安心しています」と続けた。海外では「お客さんが劇に参加している感じがある。日本もぜひそうなればいい」と期待した。 　作曲家クリスチャン役は井上と甲斐がダブルキャストで案じる。 　井上は「すごく豪華なミュージカルでチケット代が今年もちょっと上がった。それに見合うように頑張る」と決意を明かして「ロンドン公演をしている『千と千尋の神隠し』に負けないように」とジョークで盛り上げた。 　甲斐は「昨年の千秋楽を迎えた後でパリにいって『ムーラン・ルージュ！』を見た。パリは120年前からやっているが今の『ムーラン・ルージュ！』も負けていない」と自信を見せて「多くの愛を皆さんに届ける役を任されました。お楽しみに」と呼びかけた。 　取材会には橋本さとし、松村雄基、伊礼彼方、Kも参加した。 　大阪・梅田芸術劇場の公演は9月14～28日に開催する。