北九州市の反転攻勢始まる? 60年ぶり人口転入超過で市長が熱弁
60年ぶりの人口転入超過で「北九州市の反転攻勢が始まる」――。北九州市は7日、全国の20政令指定市で最も長く転出超過が続いていた状況から「復活」したとして、武内和久市長が記者会見で資料15ページなどを使い、人口推移の状況をアピールした。 【表】政令指定市で最も長い転出超過からようやく「復活」 市によると、2024年の転入・転出に伴う社会増減は、492人の転入超過だった。前年は206人の転出超過で、1964年以来60年ぶりの転入超過となった。 内訳は、外国人の転入超過が1802人、日本人の転出超過が1310人。日本人の転出超過はなお続いているが、前年の2322人から約1千人減っており、市は「日本人で大幅な改善トレンドに転化」とした。
朝日新聞社