1年のうち花が開くのはたった3日間… 神秘的な花「古代ハス」見ごろ 愛媛・松山市
あいテレビ
1000年の時を超えて咲く神秘の花、松山市考古館の古代ハスが今年も見ごろを迎え、訪れた人を楽しませています。 (滝香織アナウンサー) 「青空の下、鮮やかなピンク色の古代ハスが凛と咲き誇っています」 この古代ハスの種は、中国大連市のおよそ1000年前の遺跡から出土したもので、1996年に愛媛県松山市に贈られました。 今年は、6月8日に開花が始まり、14日の朝は12輪の花が咲きました。 古代ハスは、1年のうち3日間、午前中のみ花開き、1日目が最も鮮やかなピンク色で、日ごとに淡い色合いに変化するという神秘的な花です。 訪れた人たちは、時を越えて咲く花にロマンを感じながら、写真に収めるなどして、楽しんでいる様子でした。 (訪れた人) 「ぱあっとした色は目にもいいし、目の保養にもなっていい。また来ます」 「もう最高。いっぱい咲いてるから心が弾んでうれしい」 古代ハスは、現在およそ100輪のつぼみが確認されていて、来月いっぱい楽しめるということです。