おすすめのスーツブランド26選! 日本、イタリア、イギリス、アメリカの名ブランドを一挙紹介。
D'URBAN(ダーバン)
「紳士服を真の産業にするために一緒にやりませんか」「わかりました、手を組みましょう」。尾上 清レナウン社長と高橋益久ニシキ社長のこの出会いから、日本におけるメンズスーツの未来へのチャレンジは始まりました。1970年、レナウンニシキが創立され、ダーバンのブランドストーリーはここから築かれていったのです。1971年には、「日曜洋画劇場」(現テレビ朝日系)でスタートさせたCMに俳優のアラン・ドロンを起用。「日本一のかっこいい服を、世界で最もかっこいい男に着せたい」という熱意で、ダーバンがこのとき誕生したのです。 ダーバンの品質に対する「最高の品質の洋服を作る」という姿勢は、ブランドがデビューしてから現在に至るまで変わることがありません。1998年には品質管理の国際基準「ISO9001」を取得し、モノづくりに対する精神を明確化。その思いは、「ああ、ダーバンだ。という一言のために」という一文によく表されています。
BEAMS(ビームス)
インポートおよび衣料品や雑貨を販売するセレクトショップの代表格のビームス。1976年に創業し、日本のセレクトショップの草分け的な存在です。アメリカ西海岸をベースとした、カジュアルなアイテムが特徴です。セレクトショップの枠にとどまらず、ビームスのオリジナルブランドも幅広く展開しています。 ビームスは、その創業から個性的。創業者の設楽悦三氏はもともと1953年創業の段ボール類を製造する新光株式会社を経営していました。1975年ごろに新宿の飲み屋で知り合った人物に紹介された、重松 理氏(後のユナイテッドアローズ創業者・会長)を店長として、1976年には原宿に6坪の洋品店「AMERICAN LIFE SHOP BEAMS」を開業させました。同店はアメリカ西海岸のカジュアル衣料を直輸入して大成功を収め、1977年には2号店を渋谷の通称「ファイヤー通り」に出店しています。 ビームスのオリジナルブランドの種類は、多岐にわたります。「BEAMS」「BEAMS PLUS」「Ray BEAMS」「BEAMS BOY」などのレーベルが代表的で、メンズのみならず、レディースからキッズものまで扱っています。数あるオリジナルブランドのなかでメンズスーツを数多く扱うのは、「BEAMS F」というレーベル。ドレスラインなのでスーツの価格帯は決して安くはないものの、カジュアルなアイテムや小物の中には、リーズナブルな価格で購入できるアイテムも取りそろえられています。