【全国高校野球選手権広島大会2回戦 神辺旭6―1広島工（12日）】 プロ11球団が注目する神辺旭の最速149キロ右腕の冨原朔が先発し、春夏通算10度の甲子園出場を誇る広島工を7安打1失点に抑え、勝利に貢献した。「序盤は調子がよかったけど、後半は少しスタミナが切れてしまった」と控えめに喜んだ。 2024年夏の高校野球広島大会勝ち上がり表 広島大会初戦のこの日はDeNA、中日、ソフトバンク、楽天の4球団のスカウトが視察。2者連続三振の上々の立ち上がりを見せると、五回2死まで無安打に抑える好投を見せた。六回に1点を失ってからは、緩い変化球を有効に使い、117球を投げ抜いた。この日の最速は148キロ。奪った三振は7個だった。 3回戦は、シード校の広島国際学院と広島市工の勝者と当たる。「三振ももっと取りたいし、ゼロに抑えたい」と意気込んだ。
中国新聞社
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