デザインコンセプトは“ラスベガス” ピンク×ブラックのエネルギッシュな「モナコ」が誕生
スイス時計を代表する名門ウオッチブランド【タグ・ホイヤー(TAG HEUER)】が最新作を発表。活気溢れるラスベガスの街をデザインコンセプトとした「タグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ」が発売となり、価格は160万6000円(税込)。また、2024年のホリデーシーズンに展開する新キービジュアルも発表した。 【関連画像】その他の画像を紹介
常に進化を続けてきた「タグ・ホイヤー モナコ」
1969年にデビューした「タグ・ホイヤー モナコ」は個性的なスクエアケース、ケース左側に配されたリューズ、サテンとポリッシュのコントラストが映える仕上げ、鮮やかなブルー文字盤など、斬新なディテールが詰め込まれており、当時のどの時計にも似ていない独自性で一躍注目を集めた。多くの時計愛好家やモータースポーツファンからの支持も集め、瞬く間にブランドを象徴するモデルとしての地位も確立。その後も伝統的なデザインコードを継承しながら、時代のトレンドや技術革新に応じて進化を続けている。今回、新たに発表されたモデルでは世界的な観光都市、ラスベガスのエネルギッシュな雰囲気や華やかさをイメージして開発。モダンでスポーティな美学を体現したタイムピースに仕上げられている。
鮮やかなピンクでカウンターや針をアレンジ
本機はサンドブラスト加工が施されたブラックスケルトンの文字盤に、鮮やかなピンクで彩られたクロノグラフ針や3時・9時位置のカウンターと針をレイアウト。さらにブラックDLCコーティングを施したチタンケースを組み合わせることで、ピンク×ブラックのエネルギッシュなコントラストを際立たせた。また、スケルトン文字盤から垣間見えるムーブメントの精緻な姿も、本機を引き立てる重要な要素といえるだろう。12時位置にホワイトで描かれる「MONACO」の文字とブランドロゴも、全体のアクセントとして絶妙に機能しており、視覚的なインパクトとディテールへのこだわりが融合した文字盤デザインは本機最大の見どころとなっている。
独自設計の高性能ムーブメント、キャリバーTH20-00
本機の心臓部にはタグ・ホイヤーが独自に設計した高性能ムーブメント、キャリバーTH20-00を搭載。クロノグラフ機能を備え、80時間というロングパワーリザーブを誇るこのムーブメントはスケルトン文字盤を通して正面から、さらにシースルー仕様のケースバックを通して裏面から鑑賞可能。12時位置に配されたコラムホイールとローターが、本機のキーカラーとなるピンクで彩られている点も注目ポイントとして挙げておきたい。また、ストラップにはエンボス加工のブラックカーフスキン&ラバーのハイブリッドタイプを採用。スポーティでありながらエレガントな雰囲気を演出し、全体の完成度をより一層高いものにしている。