成長した若手選手たち(C)J.LEAGUE

【国内サッカー・ニュース】DAZNで配信している『内田篤人のFOOTBALL TIME #161』では、Jリーグアウォーズ終了後の会場からヴィッセル神戸の選手たちが大集合。大迫勇也、山口蛍、酒井高徳、武藤嘉紀の豪華メンバーを迎え、MCの内田篤人氏とここでしか聞けないスペシャルトークを展開した。

今回は初優勝を飾った神戸の選手たちと内田氏がトークを展開した。 注目されたのは、やはり大迫だ。今季、キャリアハイの22ゴールを奪ってチームのリーグ優勝に貢献。今季のJリーグMVP、得点王、ベストイレブンという個人三冠にも輝いた。 大迫は今季のスタートについて「（優勝というキーワードは）なかったですね。去年がああいう成績だったので、まずは1試合1試合やろうとずっと言っていました」と告白。得点王は最後まで意識していなかったと語りつつ、「終わって得点王だったらいいかなという感じだった」と明かした。 かつて内田氏とともに鹿島に在籍していた時は静かなキャラクターだという大迫。それでも海外でのプレーを経験し、神戸に戻ってきてからはチームに対して喝を入れるような選手になった。そのことについて大迫は「疲れますよ。言うのって。言いたくないです、本当は」としつつも、「でも、やばいなこのままじゃと思ってしまう」ことで口に出すようになったと語った。加えて、「海外は個人だったじゃない。自分だけ頑張っていればOKみたいな。それじゃなくなったから疲れるよね」と思いを明かしている。 また内田氏は4人に「大迫以外の誰が影のMVPか」を質問。酒井は同じDFとして本多勇喜の名前を挙げ、「名前を広げたい。本多選手の凄さを。主に左CBの選手だけど、左SBの能力も高いし、キックの精度も良くて予測もいいし、ヘディングもできる。全然、感情を出さないタイプ。同い年だし、自分の中ではラインにほんちゃんがいるかいないかで結構安心感が違った」と絶賛した。 続いて大迫は、佐々木大樹や山川哲史ら「若い選手たちが伸びてくれた」と主張。「僕らが厳しく言うこともあったが、徐々に自分の中で昇華して最後には頼もしい存在になってくれた。来季はそういう選手がまた二人、三人増えたら面白いなと思う」と語った。 来季、神戸がどんなサッカーを見せてくれるのか注目だ。