ことし2回目の黄砂を大阪で観測! あす18日(木)にかけては日本全国広範囲で注意 次の外干しチャンスは?
◼︎今年2回目の黄砂が
大陸からは西風に乗って黄砂が飛んできており、大阪管区気象台では、きょう17日(水)の午前9時50分に黄砂を観測しました。(視程※は10キロメートル以上 ※水平方向で見通しの効く距離) 先月末にも日本の広範囲で黄砂が飛びましたが、今年2回目の黄砂の飛来となります。
あすは、きょうよりは黄砂が薄まるものの影響が残るため、あすにかけては洗濯物の外干しは控えた方が良さそうです。
◼︎気をつけるべきポイントは?
(1) 外出時はマスクを まず、健康への影響が考えられます。黄砂には、アレルギー症状などとの関連があり、目のかゆみや鼻水、くしゃみなどを引き起こすことがあるとされています。そのため、外出時はマスクをするなどの対策が有効です。また場合によっては、不要不急の外出は控えたり、屋外での長時間の運動を控えることも必要となりそうです。 (2)洗濯物は部屋干しで 黄砂によって屋外の洗濯物や車などが汚れてしまうため、黄砂が飛んでいる間は洗濯物は部屋干しがよいでしょう。 黄砂が薄まった後でも、ベランダには黄砂が付着している場合があるため、外干しを再開する際はしっかりと拭き取ることも必要です。 (3)見通しの悪化による交通障害に注意を 黄砂がより多く飛んだ場合、見通しが悪化し飛行機の離着陸など交通への影響が出るおそれがあります。また、場合によっては車の運転などにも注意が必要です。
◼次の外干しチャンスは?
あさって19日(金)になると黄砂の量が少なくなる見込みです。 空模様としても、近畿各地で概ね晴れて、あさって(金)は黄砂を気にせず洗濯物を外干しできそうです。 ただ、ヒノキ花粉は多く飛ぶ予想です。洗濯物を取り込む際はしっかりとはたくなど、花粉への対策は引き続き心がけるようにしてください。 (ABCウェザーセンター)