レアル指揮官、ヴィニシウスの退場に異議申し立てへ「レッドではなかったと考えている」
レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールの退場処分に言及した。3日、スペイン紙『マルカ』が伝えた。 【ハイライト】バレンシア 1-2 レアル・マドリード レアル・マドリードは3日にラ・リーガ第12節延期分でバレンシアと対戦。相手の先制を許すと、ジュード・ベリンガムのPK失敗もあり、ビハインドのまま終盤を迎える。さらに79分、相手GKストレ・ディミトリエフスキと小競り合いになったヴィニシウスが暴力行為で退場となり、レアル・マドリードは数的不利に陥る。しかし、ルカ・モドリッチ、そしてベリンガムの劇的な逆転ゴールで2-1の勝利を収めた。 アンチェロッティ監督は試合後、「(判定に)抗議するつもりだ。彼が罰せられるとは思わない。レッドカードではなかったと考えている。ディミトリエフスキがちょっかいを出してから、ヴィニシウスのプッシュがあった。双方にイエローカードで済んだと思う。ヴィニシウスは苦しんだが、彼が“罠にハマった”とは言いたくない。彼がうまくいく日もあれば、そうでない時もある。次の試合に出場できることを願っている」とコメント。ヴィニシウスの処分軽減を訴える意向であることを明かした。 また、アンチェロッティ監督は結果にも言及し、「勝利はフェアだったと思う。前半はとても悪く、後半は良かったことを説明するのは難しい。そのような二面性は見せるべきではないと思う。10人、PK失敗でとても良い後半を過ごした。勝利に値すると思う」と、諦めずに勝ち点「3」を持ち帰った選手たちを労った。
SOCCER KING