久保建英からユニをもらった4歳少年、寝るときも幼稚園でも着続ける…「お礼にバスで食べるためのポップコーンあげたよ。良い旅をしてね」
コパ・デル・レイ1回戦ブニョル対レアル・ソシエダ(0-1)で、ソシエダMF久保建英からユニフォームをプレゼントされ、そのお返しにお菓子をあげた少年が話題となっている。 この試合中にスタンドで撮影された、一人の少年の行動がSNSを賑わした。主役となったのは、4歳のハビエルくんだ。 ハビエルくんは、結局出場機会のなかった久保が座るソシエダのベンチに向かうと、「クボ、クボ、あなたのユニフォームをちょうだい」と言い、希望通りに「TAKE」というネームと14番がプリントされたソシエダのユニフォームをゲット。そしてユニフォームを着た後に再びベンチへ赴くと、お礼にお菓子をあげている。 この動画がSNS上で拡散された翌日、スペインのラジオ局『オンダ・セロ』の番組“ラディオ・エスタディオ”がこの話題を取り上げた。同番組曰く、ハビエルくんにとって日本人MFのユニフォームは大切な宝物となり、試合日の夜にそれを着たまま就寝し、翌日になっても脱ぐことなく幼稚園へ向かったという。 さらに“ラディオ・エスタディオ”は、ハビエルくんのお母さんが質問者を務めた彼のインタビューを公開。あのお菓子は、バスでの長旅を考慮してあげたものだったそうだ。 --一体、何があったの? 「クボにユニフォームをお願いしたら、くれたの」 --なぜ久保のユニフォームをあれだけ求めたの? 「だって、彼は選手として最高でしょ? なぜって? ヘタフェ戦で僕にゴラッソを決めてくれたからだよ」 --それでどうしたの? 「彼はユニフォームを僕にくれて、僕からはポップコーンをあげたんだ」 --ポップコーンは何のために? 「バスで旅するときのためだよ」 --久保に伝えたいことは? 「グラシアス(ありがとう)」 --ほかに何か言いたいことは? 「良い旅をしてね」