ここからまたチャレンジしていく。EXILE NAOTOの初挑戦とは
食通で、各地のレストランにも詳しいNAOTOさん。だからこそ、余計にこの写真集撮影のための減量は厳しかったはず。けれどもそれを乗り越えられる、メンタルの秘密を伺うと。 「GINGER読者のみなさんも、ダイエットきついなと思うことありますよね。このお菓子食べたいなとか、飲みに行きたいなとか(笑)。僕もそうですよ。意思の力だけではダイエットなんてできない! 暑いときに『暑くない、寒いと思いなさい』と言われても無理でしょう、それくらい難しいことなんです。 僕の場合は仕事で撮影がある、ライブがある、ここまでに減量していないと人に迷惑がかかる、そのプレッシャーがあるから達成できるんです。みなさんはそういう機会がないから、無理だと思ったでしょう? 違いますよ、『どうしても減量しないといけない』状態を自分で無理やり作り出せばいいんです。好きな人とプールに行く日程をあらかじめ決めてしまって、それまでに追い込むとか、少し先に海へ行く予定を立てて、キャンセルしたら友だちに迷惑がかかる、そういう状況をつくってしまえばいいんです。痩せたら海に行こう、じゃなくて先に予定を組んでそこまでに絶対に何とかするんです!」
自分が思う、理想の40歳に僕は全然なれていない
本書では、NAOTOさんの幼少期から現在までを振り返ったエッセイも綴られている。 「子供のころから今までを振り返るなんてことは今までほとんどなかったので、自分自身のことを整理できた、エッセイの制作はすごくいい経験でした。 そして振り返ってみて、わかったんですよね。過去に迷ったり、焦っていたりした時期にした決断って、苦労して決めたというより、結局成り行きだったなって。でも決めた内容云々ではなくて、決めたことを一生懸命やる、それが何より大事なんだって。その結果今、最高のメンバーと出会えて、グループでいられるんですよ。だからこれからも、なんでも決めたら一生懸命にやる。このエッセイを書くことで、今後の人生にも影響を与える基本的かつ大事なことを思い出すことができました」 撮影は、40歳を迎えた昨年に行われた。これまで写真集のオファーはすべて断ってきたというNAOTOさんは、なぜこのタイミングで、本書をつくろうと思ったのだろう。