「佐賀バルーンフェスタ」風の影響で午後から空へ→大雨で河川敷会場が冠水する恐れがありイベントは全日程中止へ バルーン競技飛行は3日・4日に河川敷を使用せず実施できるか協議
FBS福岡放送
アジア最大規模の熱気球の国際大会「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」が31日、開幕しました。風の影響で、午後はカラフルな熱気球が空に舞い上がりました。
「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」は佐賀市の嘉瀬川河川敷で31日午前7時から競技が予定されていましたが、風がやまず午前8時に中止が決まりました。
しかし、早朝から集まった観客のため、選手たちは風が吹き続ける中、熱気球を立ち上げていきます。 ■選手たち 「戻して、戻して、戻して。」 「力抜くなよー。」
午前の競技に向けて準備していた69機のうち、10機ほどが立ち上がりました。 ■訪れた人 「めちゃくちゃ粋な計らいだと思います。」 「すごくうれしいですね。」
その後も風の影響が心配されましたが、午後3時ごろから次々にカラフルな熱気球が舞い上がりました。 熱気球から落としたマーカーを、いかにゴールに近づけるかなどの競技が行われたということです。 15の国と地域から127機が参加する予定でしたが、その後、週末の大雨で河川敷が冠水する恐れがあるとして、会場でのイベントは4日までの全日程で中止となりました。JRバルーン佐賀駅や駐車場もすべて閉鎖します。 バルーン競技飛行も1日と2日は中止しますが、3日と4日は、河川敷会場を使用しない方向で実施できるか協議するとしています。
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