S級特進に王手の新人レーサーに試練! 5車結束の包囲網に「まだ作戦は思い浮かばないけどベスト尽くす」/岐阜競輪
岐阜競輪の「スポニチ杯・HPCJC杯(F1)」は23日、2日目を迎えた。5RのA級準決勝に出場した篠田幸希(25歳・群馬=123期)に話を聞いた。 今節完全VならS級へ特進となる篠田幸希が、この日もきっちり人気に応えてマジックを1とした。 「準決は引いて巻き返す作戦でした。ブロックをもらったけど耐えられるかなと。脚は大丈夫そうだし緊張とかも今のところ大丈夫そうです」 順調に連勝を伸ばしてきたが、最後の最後に大きなヤマ場が待っていた。なんと中近勢が5車結束という打倒・篠田の布陣で臨むというのだ。 「5車ですか…(苦笑)。前にも同じような5対2の構成でやられたことがあったので(去年11月松戸で2着)今はまだ(作戦は)思い浮かばないけど、しっかり対応したい。これを突破できればS級でも頑張れると思うし、ここまできたのでなんとか結果を出せるようにベストを尽くします」 注目のA級決勝は24日の10Rに行われる。 今シリーズに関してはとにかく勝つことが最重要。先日行われた123期のルーキーチャンピオンレースを制した勢いを駆って、同期の中で一番乗りとなるS級昇進を決めてみせる。(netkeirin特派員)