横浜FM、きょう24日ACL準決勝・蔚山戦 韓国勢撃破でU―23&Jリーグ勢の“仇討つ”…2点差以上の勝利で初決勝
◆アジア・チャンピオンズリーグ ▽準決勝第2戦 横浜FM―蔚山(24日・日産スタジアム) 初の決勝進出を狙う横浜FMは、蔚山との第2戦を翌日に控えた23日、神奈川・横須賀市内で最終調整を行った。敵地での第1戦に0―1で敗れたため、90分間での勝ち上がりには2点差以上の勝利が求められる。キューウェル監督(45)は「蔚山の戦い方は分かっている。自分たちのサッカーをどう表現するかが重要だ」と見据えた。 今大会でのJリーグ勢(横浜FM、川崎、浦和、甲府)の対韓国勢の成績は1勝1分け7敗と散々。横浜FMも1次リーグで仁川に連敗し、蔚山との第1戦も敗れ3戦3敗となっている。代表レベルでも22日のU―23アジア杯の日韓戦で0―1で敗れ、同世代は昨年10月のアジア大会(1●2)に続き連敗となった。海外組が参加するA代表の公式大会での対戦は2011年のアジア杯を最後に行われていないが、近年の日韓戦はクラブと代表の両面で苦戦が続いている。 FW植中朝日(22)は「第1戦は負けたが(横浜FMのサッカーが)通用することは分かった。この1週間、ハードな練習を積んでコンディションも保てている」と自信を示した。クラブとして、そして日本としての誇りとプライドを懸け、越えなければならない壁に挑む。(岡島 智哉)
報知新聞社