20回目のスクデット獲得の王者インテルを伊解説陣が徹底分析!インザーギ兄が語る弟の“傑作”とは?「アンチェロッティのよう…」 | セリエA
兄が語るシモーネ・インザーギの“傑作”
ボルギ記者は、この3人に加えて、ハカン・チャルハノールやダヴィデ・フラッテージにも言及した。 「インテルはチャルハノールをセリエA最強のレジスタへと変貌させたほか、選手層の厚みを増す効果的な補強も成功させた。もう1人の偉大な補強と言えば、フラッテージだ。最強レベルのインテルの中盤はアンタッチャブルであるからこそ、レギュラーにはならなかった。だが途中出場で重要なゴールを決め、決定的なシーンで活躍してきた。とにかくインテルは全てにおいて秀でていた」 インザーギ兄は、チャルハノールのレジスタでの起用が、カルロ・アンチェロッティのアンドレア・ピルロを巡る英断に匹敵する“傑作”だったと指摘している。 「シモーネの偉大な決断は、チャルハノールをレジスタで起用したことだろう。これは、アンチェロッティがピルロをレジスタで起用した時のような傑作だ。誰もあの役割で起用することを考えなかったはずだ。私はチャルハノールがトップ下の選手だと思っていて、彼のことをよく知らなかった」 「だが選手のことを最大限知るためには、直接指導する必要がある。インテルは(マルセロ)ブロゾヴィッチを失ったが、ブロゾヴィッチよりも優れた選手を見つけたんだ」