万博バス、協会が41億円負担 CFOに元財務省の小野氏
日本国際博覧会協会(万博協会)は13日に都内で開いた理事会で、25年大阪・関西万博でJR桜島駅(大阪市)からの直通シャトルバス運賃を350円とし、協会が41億円の費用を負担することを承認した。協会の最高財務責任者(CFO)に元財務官僚で副事務総長を務める小野平八郎氏を充てることも決めた。 負担は深刻化する運転士不足に対応するためで、終了後に記者会見した石毛博行事務総長は「運営費の効率的な執行などで捻出する」と説明した。新大阪駅から地下鉄に乗り、会場に直結する「夢洲」駅で降りた場合は430円になる予定。 万博は会場運営費が当初想定を上回り、適切なコスト管理のためCFOを設ける。