鈴鹿央士さん「少し長くなるかもですが、愛されるってなんだろうと気になった時期があって…」その時読んだ意外な本|CLASSY.
――毎日かなりお忙しいと思いますが、リラックスしたいとき、癒されたいときの息抜きはなんですか? コーヒー。ブラックコーヒーが好きです。でも飲みすぎないように1日3杯くらいまでにしているので、ホッとするときのご褒美です。すごく詳しいわけではないんですけど、酸味とか香りが感じられるすっきりしているコーヒーが好きだなと思います。味にこだわって追求していた時もあるんですけど沼なので(笑)、今はコーヒーと一緒のブレイクの時間を楽しみながら、僕のエナジードリンクみたいになっています。目を覚ますスイッチみたいな感じですね。 ――では「これがあると頑張れる!機嫌がよくなる!」というご褒美的なモノやコト、人はありますか? …コーヒー(笑)。
――本当にコーヒーがお好きなんですね(笑)! 他にはありますか? 自分が観た映画とか服とか音楽とかの話をシェアしている時間はご褒美というか、楽しくてご機嫌になります。自分がいいと思ったものを話すこともそうですし、自分が知らなかったことを誰かに教えてもらうのも楽しいです。 今日もヘアメークさんに「この映画面白いよ」と教えてもらったので「あ、観に行こう」って思いました。そういうものはご褒美というか、話しているだけで頑張れる感じになりますね。 ――’19年から俳優として活動をされて今年が5年目となりますが、今回の作品『PLAY!~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』ならではの新しい経験や、この作品を通じてご自身にとって収穫だったことを教えてください。 今回のような新しい話題性のある映画に出られたこともすごく大きなことですし、(奥平)大兼と小倉(史也)くんという素敵な俳優さんと出会えたことも貴重でした。大兼と小倉くんと僕って本当にバラバラなタイプなんじゃないかなと思っていて。俳優さんとして考えていることはおそらくみんなそれぞれ違っていて、その3人が集まって僕以外の2人をずっと見ながらお芝居をしていたので、自分にないアプローチというか、感覚みたいなものをもらえました。あとは徳島に初めて行ったんですけど、徳島ラーメンがすごく美味しくて(笑)、その発見も嬉しい体験でした。 鈴鹿央士 ‘00 年 1 月 11 日生まれ 岡山県出身●‘18年、「MEN’S NON-NO」専属モデルオーディションでグランプリを獲得。‘19年、映画『蜜蜂と遠雷』で第43回日本アカデミー賞新人俳優賞、第93回キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞など映画賞新人賞を多数獲得。最近の主な出演作は映画『ロストケア』、ドラマ『Silent』『18/40~ふたりなら夢も恋も~』、Netflix映画『君に届け』など。 『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』。 同じ学校に通いながら一度も交わることがなかった3人がにわかチームを結成、「全国高校eスポーツ大会」全国大会出場を目指して奮闘する、実話にインスパイアされたストーリー。監督:古厩智之 企画・プロデュース:広井王子 出演:奥平大兼 鈴鹿央士 山下リオ 小倉史也ほか。3月8日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほかで全国ロードショー。 撮影/杉本大希 ヘアメーク/永瀬多壱(VANITES) スタイリング/梶原浩敬(Stie-lo) 取材/門脇才知有 構成/中畑有理(CLASSY.編集室)