“朝にはクビ”チャントに応戦したペップ「予想していなかったけど平気だ」オルテガは遠回しにリバプール批判
マンチェスター・シティは1日、リバプールに0-2で敗れてプレミアリーグ4連敗となった。試合中にはリバプールサポーターからジョゼップ・グアルディオラ監督に向けて「朝にはクビだ!」のチャントが発生。グアルディオラ監督はマンチェスター・Cでのリーグ優勝回数を示す「6」のジェスチャーで反応した。 【写真】「えげつない爆美女」「初めて見た」「美人にも程がある」元日本代表GKの妻がピッチ登場 11月21日に2年間の契約延長を結んだグアルディオラ監督だが、チームは絶不調の状況だ。10月30日のカラバオカップでトッテナムに1-2で敗れると、以降は泥沼の公式戦5連敗。11月26日のUEFAチャンピオンズリーグ・フェイエノールト戦で連敗を止めたものの、3-0から追いつかれるドローで復調の兆しはなかった。迎えた1日のリバプール戦はアルネ・スロット体制で初めての顔合わせとなる中、敵地で0-2の敗戦。リーグ4連敗で5位に順位を落とした。 リバプール戦では試合中、「朝にはクビだ!」のチャントがリバプールサポーターから浴びせられた。これにグアルディオラ監督は両手で6の数字を示して応戦。表情は冷静さを保っていたが、ジェスチャーで反応したことは余裕のなさを示しているとする意見もファンなどから出ている。 グアルディオラ監督は試合後、『スカイ・スポーツ』のインタビューで「アンフィールドであのようなことは予想していなかった」と解任チャントを振り返った。その上で「リバプールサポーターからああいったものを受けるとは予想していなかったけど平気だ。試合の一部だしちゃんと理解している。僕らは素晴らしい戦いをともにしてきた。彼らをリスペクトしているよ」と冷静にコメントした。 その一方で『ガーディアン』によると、この日ゴールを守ったGKシュテファン・オルテガは「以前とある人が僕に、この地域はイギリスで最高の場所ではないだろうと言ってきたんだ」と遠回しにリバプールを批判。「上手く反応したと思う」と指揮官を擁護した。