【箱根駅伝】国学院大・平林清澄「箱根のプレッシャーは全日本と別物」エースが3冠へ誓い
今季の大学3大駅伝で2連勝中の国学院大が27日、都内でアディダス社主催のトークイベントに出席し、平林清澄主将(4年)は初優勝と史上6校目の3冠がかかる来年1月の箱根駅伝へ「エースとしての走りが求められる。120%の準備をしたい」と決意を込めた。 2月の大阪マラソンを初マラソン日本人最高記録で制し、10月の出雲駅伝、11月の全日本大学駅伝でも優勝に貢献した。「箱根駅伝は最終章。チャレンジャーとして、もう1度歴史を変える挑戦をしたい」。1区間あたりの距離が伸び、山区間もある箱根路へ向け、大黒柱に緩みはない。「箱根のプレッシャーは全日本と別物。準備をしっかりとしていれば、おのずと結果はついてくる」と力を込めた。 国学院大は前田康弘監督のもと、和気あいあいとした雰囲気も特長。この日は3年生の上原琉翔から「全員が平林さんを倒すつもりで練習している」と視線を向けられる場面もあった。これには平林も「常にお尻に火をつけられている。僕もさらに高みを目指していける」と笑顔で歓迎。令和の強豪が勢いに乗り、3冠へと突き進んでいく。