人気ストリーマー月野もも「チャームポイントは華奢な体と白い肌」
◇油がギトギトしてる系のラーメンが大好きです グラビアアイドルという仕事は、芸能人を夢見ていたわけではない月野にしてみたら、やりがいを感じにくいかもしれない。“もうやめた!”となってもおかしくない、そんな彼女がグラビアアイドルをはじめとした芸能活動にやりがいを感じたのは、どういうところだったのだろうか? 「自分を応援してくれる人の数が可視化されて見えてくるようになって、やりがいが生まれてきたというか……。“ゲームを攻略している感じに近い?”。そうかもしれないです。 芸能活動をしていて気づいたのは、“素の自分じゃダメなんだな”ということです。着飾りすぎても無理が出ちゃうけど、素の私は本当に引きこもりで一人が好き。だから、撮影会やSNSでも距離感が近い人にガッと来られると引いちゃうんです(笑)。 でも、長く太く人気を獲得している人は、適度な距離感でファンの方々と接している。なにより、私たちの活動はファンの方々の応援があってこそ。そこは活動をするうえで強く意識していることです」 そして、彼女は後悔の念をにじませながら、こう語った。 「……戻れるとしたら、活動初期に戻りたいです。あの頃は、せっかく会いに来てくださったファンの方々が話しかけてくれても、私が全然喋れなくて、うまくコミュニケーションを取れなくて……今の私でやり直したいです。 だからこそ、私のことを以前からずっと推してくれているファンの方々には、感謝の気持ちしかないし、私が徐々に成長しているのも知ってくれているんじゃないかなって」 4月2日に発売された待望のファースト写真集『FULLMOON』(小社刊)には、彼女の美しい顔とスタイルがたくさん納められているが、彼女自身が思う“自分の強み”について聞いてみた。 「チャームポイントは華奢な体と白い肌ですね。全体的に薄くて骨も細い。それを活かしつつ、もっと映えるように、今回の写真集に向けて、筋トレと食事制限をして、より美しく体のラインが出るようにしました。 これまで筋トレなんかしたことなかったし、しかもラーメンは週3で行ってたし…(笑)。え? ラーメンの好みですか?……油がギトギトしてる系のラーメンが大好きです…(笑)」 照れながら明かしてくれた彼女に、座右の銘を聞くと即答してくれた。 「座右の銘は“アンチもファン”です! これはストリーマーをやっていて気づいたんですが、ゲームの配信を見に来る方って若い人が多くて、あまり考えないでコメントをしたり、暴力的なことを言ってきたりするんです。 それで病んじゃう人もいるから、全面的に肯定はしたくないんですが、そういう人も興味を持って見に来てくれるわけですよね。アンチコメを寄せていた人が、いつの間にかファンになっていたりする。そこには自分の身を守ることが大前提としてありますが、“アンチもファン”という言葉は自分自身の中に色濃くあります」 ◇雪のロケーションと衣装のギャップを楽しんで! 芸能界に興味がなかったという彼女が、実際に芸能活動をしていくうえで、目標としている人物はいるのだろうか。 「憧れの人は鈴木ふみ奈さんです。グラビアアイドルとしても、一人の女性としても憧れています。ありがたいことにプライベートでもお会いする機会があるんですが、言葉のチョイスや所作がものすごく丁寧で優しい。私もふみ奈さんのようなステキな女性になれるかなと思って、なるべく一緒にいようと心がけています(笑)」 写真集が念願だったと語る彼女、じつは現物を見るのはこの日が初めてだった。 「実際に見て、すごく感動しました。写真集はひとつの目標だったんですが、当たり前なんですけど、触れてみて本の硬さであるとか、まるまる私の写真が載っていることにジーンとしました。 雪上でのカットがあるんですが、この撮影は私がリクエストさせていただきました。雪がすごく好きで、先ほど引きこもりと言いましたが、ウインタースポーツはすごく好きなんです。だから、全体的に白いイメージの写真集になってると思うんですけど、雪のロケーションと衣装のギャップを楽しんでもらいたいです」 この写真集の撮影を通じて大きな気づきがあったという。 「改めて思ったのは、仕事は1人ではできないことが多いってことですね。たとえば、今回の撮影は寒いなかで行われたんですけど、メイクさんがダウンジャケットの内側にカイロを貼ってくれたり、靴の足先にカイロを仕込んだものを用意してくださったり……当たり前のことなのかもしれないですけど、そういうことに気づいて仕事をしていくうちに、私自身が真人間に近づいているような気がしています(笑)」 “真人間に近づいている”と笑顔で話す彼女に今後の目標を聞くと、不思議なこだわりを教えてくれた。 「目標はたくさんあるんですけど、それを口に出すと叶えられないような気がしていて、内緒にしているんですが…(笑)。今回、目標のなかでも先の目標だった写真集というが叶ったので、1冊でも多くの方に手に取ってもらいたい……リアルなことを言えば、重版ですね(笑)。 あとは、ゲーム配信のお仕事など、いろいろとさせていただいているんですけど、グラビアのお仕事って楽しいなと改めて思いました。自分が想像していた以上の仕上がりになったりするのがとても刺激的で。今回の写真集で強く思いました」 最後に、書泉ブックタワーで4月7日に開催されるイベントへの意気込みを聞いた。 「先ほども言ったんですが、支えてくれているファンの方々あってのお仕事なので、撮影会などはハードルが高くていけない……というような方にも、写真集のイベントには、ぜひ来ていただきたいです」
NewsCrunch編集部