11日は列島各地で気温がグングン上昇。夏日も真夏日も今年、最多を記録しました。 ■太陽ギラギラ　前橋32℃超え 　強い日差しと強烈な暑さは梅雨入りが遅れているせいかもしれません。各地で梅雨を前に夏本番の陽気に。 　最高気温32℃を記録した前橋市では群馬県庁前の広場に群馬県のマスコットキャラである「ぐんまちゃん」の友達の「あおまちゃん」が黙々と除草作業をしていました。 ■東京29℃！　外国人客日傘に“感動” 　都心でも真夏日に迫る暑さに日傘の花が咲きました。渋谷を訪れている外国人は…。 ブラジルからの観光客 「暑すぎるわね。もう夏なの？」 　フロリダから来た親子は…。 フロリダからの観光客 「（Q.暑さ対策は？）日焼け止めです。あとサングラスね」 　日傘を使う習慣はないそうですが、試してもらうと…。 フロリダからの観光客 「たしかに涼しいわね、傘を差した方がマシね」 　他の人にも日傘を勧めてみると、皆さんにっこり。果たして、日傘の効果はいかほどなのか専門店を取材しました。 シノワズリーモダン京都　井出やす香代表 「涼感的に体感温度マイナス2℃ぐらい。関西でいうと六甲山の上ぐらいの涼しさですよって私は言う」 　梅雨入りの遅れは全国的な現象です。 ■アイスや保冷剤で“懸命暑さ対策” 女の子 「あした、プールだけど大丈夫かな」 　マイクを向けても一心不乱にアイスクリームを食べ続ける女の子。 女の子 「（Q.暑い日に食べたいものある？）かき氷」 　と言って遠くを見つめました。 　「きのうの夜はクーラーを付けて寝ちゃいました」と話す人がいる一方で、クーラーを使わない主義のかき氷店。理由を聞くと…。 富田屋氷室店主　武厚さん 「結局、暑い中で食べた方がかき氷おいしいんですよ」 ■暑さの一方　梅雨入り「4日遅れ」 　ちなみに東京の梅雨入りは平年だと6月7日ごろ。10年前の2014年のきょう、6月11日の東京はすでに梅雨入りしていました。 　2018年の6月11日も雨。去年のきょうも雨が降ってました。この10年間、東京で6月11日に雨が記録されていないのは2016年と2021年の2回だけです。 　今年は平年に比べてすでに4日遅れていて、本来は梅雨の訪れを告げる花とされる「ハナショウブ」も青空のもとで見頃を迎えています。 　ただし、園内には花には目もくれない子どもたち。 　午後5時すぎまでに真夏日を記録したのは今年最多の172地点。真夏のような暑さは14日にかけて続きそうです。