チェルシーOBのゾラ氏、パーマーを称賛「バロンドールを狙える」 同氏が指摘した改善すべき点は?
チェルシーOBであり元イタリア代表FWのジャンフランコ・ゾラ氏が、同クラブに所属するイングランド代表MFコール・パーマーを称賛した。イギリス紙『ミラー』が伝えている。 【動画】パーマーの見事なパス!抜け出したネトが折り返してジャクソンが先制弾! vsニューカッスル プレミアリーグ第9節 ゾラ氏が、パーマーを「バロンドールを狙える」と称賛した。同選手は昨シーズン、チェルシーで公式戦45試合に出場して25ゴール15アシストと好成績を残し、現地時間10月28日に発表されたバロンドールのランキングでは25位に名を連ねた。 今シーズンも公式戦11試合で7ゴール5アシストという成績を残しており、チームの中心的選手として活躍している。プレミアリーグ第9節のニューカッスル戦では、セネガル代表FWニコラス・ジャクソンの先制ゴールにつながるロングパスをポルトガル代表FWペドロ・ネトに送り、自身もゴールを記録する活躍でマン・オブ・ザ・マッチに選出されていた。 ニューカッスルとの試合後、チェルシーを率いるエンツォ・マレスカ監督は「他人が見ていないものを見ているという点で、彼はジャンフランコ・ゾラにかなり似ている」と称賛しており、この試合を観戦していたゾラ氏もパーマーの才能に感心したようだ。 「先制点の場面で(ペドロ・)ネトにパスを出したが、あれはすばらしいパスだった。彼のプレーには、私が取り組んでいたものが多く見られる。彼はボールを受ける前にパスコースを察知できている」 「大半の選手はパスを受けてから次の行動を考える。だが、ボールを受ける前になにをすべきかわかっていれば、その時点で相手より優位に立てる。彼にはとても感心した。私がもっとも重視するクオリティの1つが、このような技術だ」 「もちろん彼はまだ若く、改善すべき点はある。まずは体格だろう。もう少し素早くプレーできるし、1対1の場面でもより強くなれるだろう。成績と技術はすでに備わっている。もし、これらの点を改善できればバロンドールを狙えるだろう」
SPOTV NEWS