岐阜県飛騨市古川町で、池で越冬したコイを川へ戻す「コイの引っ越し」が行われました。 　古川町の白壁土蔵の町並みを流れる瀬戸川には、約千匹のコイが放流されていますが、瀬戸川は冬の間道路などに積もった雪を流す用水路となることから、コイは近くの池で過ごし、春の訪れとともに川に戻されます。 　6日は午前8時から観光協会の職員や地元の中学生ら計約50人で「コイの引っ越し」が行われました。 　池からコイを軽トラックで運び、地元の人や観光客が見守る中、次々と川へ放ちました。 　コイは11月末ごろまで瀬戸川で過ごし観光客の目を楽しませます。