芦原妃名子さん訃報めぐり…青木源太アナ、“古巣”日テレのコメントに指摘「もう一歩踏み込んで発表してもいいのでは」
フリーアナウンサー・青木源太が9日、大阪・カンテレ平日昼のニュース・情報番組『旬感LIVE とれたてっ!』(月~金 後1:50)にリモートで出演。日本テレビ系で昨年10月クールに放送された連続ドラマ『セクシー田中さん』の原作者・芦原妃名子さんをめぐる同局の対応について意見した。 【画像】芦原妃名子さん死去で「強い悔恨」 寂しいです…小学館編集者のコメント全文 番組では、8日に発表された同ドラマの脚本を担当した脚本家・相沢友子氏と、小学館の現場編集者のコメントを紹介。これについて、青木アナは「今回は小学館の編集者のみなさんのコメントでしたけれど、例えばドラマ化、映像化にあたっては出版社の中でもメディア担当とも言われる映像化を担当する部署がおそらく日本テレビと向き合っていたと思うので、その方々がどういうやりとりをしていたのかというのも非常に気になりますね」と指摘した。 「そこに介在する人が増えれば増えるほど本人の意思が曲がって伝わったりだとか、そこに介在する人の主観が入ったりだとか、曲がって現場とか脚本家の方に伝わってることもあり得る。この問題っていうのは、芦原さんが亡くなってから明るみに出た問題ではなくて、少なくともドラマの終盤、そして1月の末にはこのトラブルがあるとわかっていたことなんですよね。ですので、芦原さんが悲しい結末を迎える前になんとか手立てを打てる場所がなかったのか検証することが絶対に必要」と訴えた。 一方で日本テレビは1月30日からコメントが止まっている状況だとし、青木アナは「企業が声明を出す時は、各部署の責任ある人がチェックをして出すということで、もちろん感情的なことは基本的には入らないと思いますし、その分、ちょっと冷淡な印象もあるんじゃないかな、とも思います」と私見を述べた。 続けて「脚本家の相沢さんのコメントで『私にとっては初めて聞く事ばかり』というコメントがありましたけれども、脚本家の相沢さんと向き合っているのは日本テレビなので、日本テレビがどのようなコミュニケーションを取っていたのか、どういうふうに伝えていたのかという部分は知りたいなと思います」と思いを吐露。 「日本テレビは『個人へのSNS等での誹謗中傷などはやめていただくよう切にお願い申し上げます』と書いてます。それはもちろん、今回の件を誰か個人の責任として追及するという話ではなく、どういう経緯でこれが起きてしまったのか、もう一歩踏み込んで発表してもいいのではないかと思っています」とし、「この文章だけだとどこか一歩引いた冷淡なイメージがありますよね」とも語った。