阪神、驚異の粘りで追いつくも12回にサヨナラ負け…11回から投入の村上が力尽きる、巨人の優勝マジックは『1』に
◇27日 広島3―2阪神(マツダ) 阪神は驚異の粘りで追いついたが、延長12回にサヨナラ負け。中日に勝った巨人の優勝マジックはこの日で2つ減って「1」となり、連覇を狙う阪神は崖っぷちに追い込まれた。 1回に先発・大竹が2点を失った阪神は、2点を追う7回先頭の佐藤輝が大瀬良から右越えの16号ソロ。1点差に詰め寄ると、8回には3番手・ハーンから森下の左前適時打で同点に追いついた。その後、延長戦にもつれこむと、11回からは6番手に本来は先発の村上を投入したが、12回は大山の失策から1死二塁のピンチを招くと代打・末包に右越え二塁打を浴びた。 打線は9回に広島・栗林を攻め立て、無死一、三塁のチャンスをつくったが、無得点だったのが痛かった。
中日スポーツ