「必要性感じられない」と一部参加だった奈良県 関西広域連合に「全面加入」へ 県議会で議案が可決
関西広域連合が発足して13年。奈良県が全面加入する議案が議会で可決されました。 2010年に発足した関西広域連合とは、関西全体の活性化を目指し防災や環境保全など7つの分野で協力しようというもので、大阪や兵庫など5府県にくわえ4つの政令市と徳島や鳥取も参加しています。 しかし、発足当時から奈良県だけが「必要性が感じられない」と参加していませんでした。 その後、観光・文化振興と防災の2分野だけで参加していましたが、全分野の「全面加入」はかたくなに拒否していました。 しかし、今年4月、山下真知事が初当選したことで広域連合への全面加入を表明し、12月議会に議案が提出され15日に議会で可決されました。