阪和線用新型「225系」7月から運転開始 来年度までに122両投入
阪和線に作られた新型車両「225系」の改良版 2016年3月14日報道公開時撮影分 THEPAGE大阪
JR西日本は20日、阪和線に作られた新型車両「225系」の改良版の運転を7月1日から開始すると発表した。同社では同日時点で28両を投入するが、2017年度までに122両を投入するとしている。
行先種別表示のカラーLED化
同社によると、中期経営計画2017で魅力ある近畿エリア創造を目指す中、その一環としてこの車両の投入に至ったという。営業運転区間は阪和線(天王寺~和歌山駅間)、大阪環状線(天王寺~大阪~天王寺駅間)、関西空港線(日根野~関西空港駅間)となっている。 鉄道ライターの伊原薫さんによると、同車両は先頭形状が広島地区で走っている227系と同様で、行先種別表示のカラーLED化などが施されている。また、客室内照明のLED化や車内Wi-Fi、スムーズに開閉できるアシストレバー付貫通扉などが設置されている。