目の肥えたファッション業界人が「自腹で買ったバッグ」20選【買う決断をした理由は…】|CLASSY.
自分への投資に、いつか手にしたいメゾンのバッグ。高額な買物だから納得のいくものを選びたいけれど、一体何を基準に選んだら…?そこでオシャレの軸を持った憧れの先輩4名に、これまでのバッグ選びのヒストリーや自分らしいバッグの選び方を取材しました。
モードな女らしさ――自分のスタイルや理想の女性像を体現するものを
■二ノ宮和佳子さん/イウエン マトフディレクター・モデル a.【CELINE】ビッグバッグ~30歳~ 会社員時代に買って、今も変わらず愛用中のセリーヌ。黒バッグが多いですが、女らしいバーガンディに惹かれました。グレーやベージュなど、色合わせを楽しむバッグ。 b.【Dries Van Noten】ショルダーバッグ~39歳~ ショルダーとハンドルで持ち方が違うと印象が変わるドリスのバッグ。ミラー加工のレザーで表情があるのでシンプルですがポイントになるところが好き。 c.【JIL SANDER】ウーブンバスケット~39歳~ ジルサンダーの少しハズしたデザインに惹かれました。辛口な黒レザーなので、編みのバッグでもシーズン問わず持てます。少し重いですが、愛着を持って使っています。 d.【BOTTEGA VENETA】ハンドバッグ~41歳~ パリ出張で購入したボッテガ。かっちりした印象のバッグはコンサバな装いにもマッチするので、母親業のときに出番が多いです。黒地に白のステッチがアクセントに。 e.【J&M DAVIDSON】クイバーバケット~44歳~ 高身長の私にもフィットするJ&Mの大きめバッグ。レザーがしっかりしているので、立ち上がりもキレイ!シンプルでありながら、バックルがポイントになります。
年齢を重ねながら使用感を楽しめる柔らかなレザーの温もりや味わいが好き
■乾 千恵さん/スタイリスト a.【CHANEL】かごバッグ~23歳~ かなりの勢いでバッグを買っていた20代。断捨離した中で、シャネルのかごバッグは着物に合わせられるなと。今年メンテナンスに出して、持ち手をお直ししました。 b.【HERMÈS】ボリード~28歳~ 女性らしい深みのあるボルドーを選びました。エルメスのレザーはツヤが美しく、佇まいからも品格を感じます。普段の着こなしをクラスアップしてくれる存在。 c.【CELINE】リングバッグ~35歳~ ひと通り買ったくらい、フィービー時代のセリーヌが好き。ただその中で残っているのは“THEじゃない”デザイン。去年ストラップだけ購入して、最近また使っています。 d.【LOEWE】ハンモックナゲット~45歳~ まさに自分好みのレザーと色みのロエベ。柔らかくて、つるりとフラットな表面に惹かれました。バッグ自体はシンプルなので、ここでもアクセントになるストラップを追加。 e.【HERMÈS】イン・ザ・ループ~45歳~ ずっと探していた「イン・ザ・ループ」は、最近パリからやってきました。大きいバッグを持たなくなったので、小さいサイズ感とかっちりしすぎない柔らかいレザーが決め手。