朝倉未来vs平本蓮の代理戦争勃発!BreakingDownとBLACK ROSEが大晦日RIZINで激突へ!
22日、東京都・新宿APEXIAにて12月31日にさいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN DECADE』についての記者会見が実施。朝倉未来率いる『BreakingDown』と平本蓮率いる『BLACK ROSE』の対抗戦が発表された。 未来はストリートファイトに明け暮れる日々から前田日明がプロデュースする『THE OUTSIDER』で格闘家デビュー。無類の強さを見せ“路上の伝説”として名を高める。 2018年にTHE OUTSIDERを卒業しRIZINに参戦。初期からRIZINを支えて日本MMA界を代表する選手となり、Youtuberとしても凄まじい人気を誇る存在に。未来が2021年に創設した全国の喧嘩自慢が1分間で闘い合う『BreakingDown』はプロ格闘技を差し置いて一般層にも響く一大コンテンツとなりつつある。 平本蓮はジュニアキックやジュニアボクシング時代で注目を浴び、新生K-1で活躍。紆余曲折の末にK-1を離脱し2019年からはRIZINで闘っている。 その後、2020年大晦日の『RIZIN.26』でMMAに転向。大会を盛り上げるためのビッグマウスやトラッシュトークで存在感を増していき、過密な参戦でRIZINへ貢献。現在はRIZINのアイコンの1人となっている。 かねてより平本とSNSで煽り合うことが多かった未来は「平本蓮とはプロレスやってるだけ」と楽しんでいる素振りも見せていたが、過激になっていく平本の発言を看過できず昨年1月には「平本蓮を訴えてみたやってみよう 金は掛れます」「本気でやるよ、もう動いてる」と訴訟を宣言。 その火種も鎮火せぬまま両者は今年7月の『超RIZIN.3』で対戦。両者“負けたら引退”を宣言して試合に臨み、敗れた未来は本当に引退。2人の因縁は思わぬ幕引きを迎えた。 今年の大晦日RIZINは3部構成の予定であったが、第1部の中核を成す安保瑠輝也vsライアン・ガルシアのボクシングエキシビションマッチがガルシアの負傷により消滅。大会構成が大きく変わることとなり、RIZINは窮地に陥った。 そんな中で手を挙げたのは、朝倉未来と平本蓮。 未来がBreakingDown勢を連れて乗り込むことを仄めかせば、平本は14日に行われたK-1代々木競技場大会に現れて「一緒に素人集団をぶっ殺しませんか」と自らのBLACK ROSEを率いての対抗戦の参戦選手を募って対抗。“BreakingDown vs BLACK ROSE”の全面対抗戦が決定的となっていた中、この日の会見で『雷神番外地』として正式発表された。 BreakingDownからは、五明宏人、安井⾶⾺、YURA、冨澤大智、野田蒼、細川一颯とそうそうたるメンバーが出陣。安保瑠輝也も相手は未定ながら朝倉軍の総大将として出陣することを表明。 BLACK ROSEからは⾚⽥プレイボイ功輝、黒薔薇くん(鈴木博昭)、朝久泰央、三浦孝太、篠塚辰樹、宇佐美正パトリックが参戦。元K-1 WORLD GPライト級王者の朝久の参戦にはファンから驚きの声が上がった。 K-1勢は“プロ”としてBreakingDown勢を見下す態度が目立ち、これに言い返したBreakingDown勢と乱闘寸前の激しい口論を展開。ファンを観衆と入れての公開会見であったため、会場は大きな盛り上がりを見せた。