これで寄せワン率もアップ!? グリーン近くからの「パターで転がすアプローチ」を打つコツとは? プロの教えを実際に試してみた
とくにグリーンに近い距離からのアプローチでは、パターを選択して転がす打ち方が選択肢に入ってくる。小林大介プロが教えてくれた「パターで転がすアプローチ」のコツを、シングルハンディの腕前を持つイラストレーターの野村タケオが実際に試してみた。
パターのアプローチなら”大きなミス”を確実に防げる
みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。パー4の2打目でグリーン周りまで運んだら、できれば寄せワンでパーが取りたいですよね。でもなかなかそう上手くは行かない。グリーンまで1メートルとかまで行ってても、なかなかアプローチが寄らないんですよね。週刊ゴルフダイジェスト6/11号に「コツを知っていると武器になる! パターを使ったアプローチ」という記事がありました。パターで転がすアプローチが上手くなれば、グリーン近くからの寄せワン率がグッと上がる気がします。さっそく記事の内容を試してみることにしました。
みなさんはパターでのアプローチってやりますか? 僕はあまりやらないのですが、今年のマスターズでコリン・モリカワがかなりやっていたので、ちょっと興味を持っていました。この記事で解説をしてくれている小林大介プロによると、やはりパターでのアプローチなら”大きなミス”を確実に防げるということなんです。パターはウェッジに比べダフリやトップのミスが出にくく、ボールをしっかりとらえることが簡単になります。なので、あとは距離感にだけ集中すればいいということなんですね。ただ、パターでのアプローチは距離感をつかむのが難しいですよね。そこで、大事になってくるのが状況を見極めることだそうです。当然ですがバンカー越えでは使えませんし、グリーンまで遠すぎても使えません。また深いラフにボールがあるときにも無理です。 では、どんなシチュエーションで積極的にパターアプローチを使うべきなのでしょうか? 小林プロによると、まずは「グリーン手前の花道」。花道ってフェアウェイなのでぜひとも寄せたいのですが、意外にダフリやトップなどのミスが出やすいですよね。花道からダフるとかなりダメージがでかいので、パターで確実に寄せるのがいいそうです。 次に「グリーン奥の左足下がりのライ」。左足下がりからボールを上げようとするのはトップのミスになりがち。なのでパターで無難に寄せましょうということです。 最後に「カラーとラフの境目」。ウェッジだとラフにヘッドが引っかかりトップのミスになりやすいので、パターで打つほうがミスになりにくく安全ということです。