〈KUROBEアクアフェアリーズ・SVリーグ〉ホーム開幕白星ならず 黒部でデンソーに0―3
●シュティグロート10得点 バレーボールの新リーグ「大同生命SVリーグ」女子のKUROBEアクアフェアリーズ富山は19日、黒部市のYKK体育館でホーム開幕戦に臨み、デンソーエアリービーズに0―3で敗れた。開幕3連敗となり、地元ファンに今季初白星を届けることはできなかった。 KUROBEは第1セット、シュティグロート・レーナとショールテン・アイリスを中心に得点を重ねた。中盤まで競り合ったが、相手に連続得点を許した。第2セットは一時リードするも追いつかれ、終盤に6連続失点で引き離された。第3セットは山口真季や住田帆志乃のスパイクで粘ったものの流れを引き寄せられなかった。新加入のシュティグロートがチーム最多の10得点を決めた。 就任1年目の川北元監督は、サイド攻撃が決まらなかったことが大きな敗因とし「劣勢でも食らい付いてファイトバック(反撃)するチームにならなければいけない」と述べた。 ●ホーム初戦来場者688人 新リーグのホーム初戦の来場者数は688人だった。チームは観客動員数平均1500人を掲げている。川北監督は試合後、観客に「必ず、少しずつ強いチームになる。批判は全力で受け止める」と語り、変わらぬ応援を求めた。 次戦は20日、同体育館でデンソーと対戦する。 ▽第3戦 デンソー 3 25―21 0 KUROBE 25―18 25―17