黄金色に染まった麦畑 青空を願いながら収穫
長野県松本市
麦秋の季節を迎え、松本平で麦の収穫が最盛期を迎えている。梅雨入り前の晴れ間が広がった16日、松本市寿豊丘の畑では黄金色に染まった畑で収穫作業が行われていた。 【写真】一面に広がる麦畑。農機で収穫を進める 計23ヘクタールで麦を育てる「おこめカンパニー」(松本市寿豊丘)では、例年に比べて1週間ほど早い6月頭に大麦の収穫が始まり、現在はパン用小麦「ゆめかおり」の収穫を進めている。収穫した小麦でパンを焼くという代表取締役の草間弘秋さん(50)は、「焼きたてはやっぱりおいしい」。雨でぬれていると収穫できないため、天気予報を見ながら作業を進めるという。 松本ハイランド農協(本所・松本市)によると、管内での小麦の栽培面積は計458・5ヘクタールで、県内向けに出荷する。今年は凍霜害もなく生育は順調で、6月末まで収穫が続く。