164キロ右腕スキーンズのデビューをパイレーツ救援陣がぶち壊し 4者連続押し出し四球の失態
◆米大リーグ パイレーツ―カブス(11日・米ペンシルベニア州ピッツバーグ=PNCパーク) パイレーツの先発投手ポール・スキーンズ投手が11日(日本時間12日)、本拠のカブス戦でデビュー。初回に投げた10球中9球が100マイル(160・9キロ)超え、最速は初回ベリンジャーの3球目の101・9マイル(約164キロ)。これはパイレーツ投手陣にとって最速記録となった。 5回に2者連続安打された場面で交代するまで84球。100マイル前後の直球に加えスプリット、スライダー、チェンジアップを駆使し打者20人から6安打7三振、2四球、84球投げたところで6―1で降板した。 ところが2番手ニコラス、3番手フレミングが大乱調。ニコラスは13球連続ボールで3者連続ストレートの押し出し四球、フレミングも押し出し四球で、屈辱の4者連続押し出し四球の大乱調などで5点リードを守れず。5回2死満塁、打者鈴木誠也の場面で降雨中断となった。
報知新聞社