角和夫会長、宝塚歌劇団宙組生死亡問題を謝罪「二度とこの問題を発生させない」 阪急阪神ホールディングス株主総会
阪急阪神ホールディングスの株主総会が14日、大阪市北区の梅田芸術劇場メインホールで行われ、角和夫代表取締役会長兼グループCEO(75)が昨年9月に宝塚歌劇団で起きた宙組生死亡問題を謝罪した。 冒頭のあいさつで「多くのみなさまにご心配をおかけしましたこと、心よりおわび申し上げます。二度とこの問題を発生させないよう、再発防止に取り組んで参ります」と述べた。 その後、嶋田泰夫代表取締役社長(59)が「現場の負担を軽減、サポートする体制が整備されていませんでした。さらにそのような状況にある現場の意見に耳を傾け、改善につなげる仕組みも十分ではありませんでした」といい、再発防止への取り組みを説明。「みなさまに新しい宝塚歌劇団に生まれ変わったと認めていただけるよう全力で改革に取り組んで参ります」と決意を述べた。 会場には1731人の株主が参加した。