西条まつり、フィナーレは太鼓台10台勇壮「寄せがき」 飯積神社祭礼(愛媛)
西条まつりの飯積神社(西条市下島山)祭礼が17日あり、西条市東部と新居浜市大生院地区の太鼓台計10台が統一運行を行った。夕方の宮入り前には神社前の河原で勇壮なかき比べ「寄せがき」を披露。豪華絢爛(けんらん)な太鼓台と担ぎ手の気迫で西条まつりの終幕を飾った。 早朝に宮出しし、神輿(しんよ)と各太鼓台は西条市から新居浜市にかけて巡行した。神社前の渦井川河川敷では午後5時10分ごろ、全太鼓台が横一線に並んで練る寄せがきが始まった。担ぎ手による「ソーリャ、ソーリャ」の勇ましいかけ声と太鼓の音が響き、わが地区の太鼓台を誇示するように何度も差し上げを披露。両岸を埋めた大勢の見物客は、薄暮に映えるきらびやかな姿をカメラやスマートフォンで撮影していた。
愛媛新聞社