円安ユーロ高でも大丈夫。驚くほどお手頃なヨーロッパ旅行先5選
円安や物価高が続く昨今、ヨーロッパ旅行は高嶺の花と思われがち。だけど、賢く計画を立てれば、予算を抑えつつ素晴らしい体験ができる魅力的な目的地がまだまだたくさんある。ここでは文化的魅力と自然の美しさを堪能しながら、比較的安価に楽しめるヨーロッパの隠れた旅行先をご案内! AU版『ELLE』より。
アルバニア :バルカン半島の美しき秘境
南はギリシャと国境を接し、アドリア海を挟んで対岸にはイタリアが見える、バルカン半島にある国アルバニア。20世紀後半の不安定な共産主義政権によって近年まで行楽客の入国はほぼ制限されていたため、観光産業は依然として成長中。予算の心配をすることなくその魅力を体験することが可能だ。 写真/モンテネグロ国境に近いアルバニアの5番目に大きな都市シュコドラはアルバニアの中でも最も古い歴史を持つ都市。
アルバニアは自然豊かな国として知られ、南海岸にモルディブに匹敵するターコイズブルーのビーチがあり、北部には世界でも最も美しいハイキングコースがあることで知られ、ほぼすべてのトラベラーの希望を叶えてくれる旅先と言える。口語は難解なアルファベットを持つアルバニア語だが、英語やイタリア語を話す国民も多いので、旅行者も安心だ。 写真/そびえたつ山々を背景に驚くほど青く透き通った水が流れるシャラ川。
トルコ:東西文化の交差点
美しいビーチから賑やかな都市まで、ヨーロッパの夏に望むものをすべて満たしてくれるトルコ。経済の現状と通貨リラの現在価値により、トルコの物価は日本と比べても割安だ。トルコの文化と歴史を堪能したいなら、まずは首都イスタンブールに向かおう。 写真/ヨーロッパとアジアの文化が交差する都市、イスタンブール。
海辺の柔らかい砂浜でくつろぐのが休暇の過ごし方なら、人口数万人の居心地の良い港町、ボドルムは外せないデスティネーションになる。トルコ随一のリゾート地で遺跡巡りやビーチ、絶品のシーフード料理を楽しんで。 写真/エーゲ海に突き出た半島に位置する美しい港町、ボドルム。