津軽、下北で断続的に雪 青森で一時46センチ
16日の青森県内は冬型の気圧配置が続き、上空約1500メートルに氷点下12度の寒気が入った影響で冷え込んだ。津軽と下北を中心に断続的な雪となり、青森市では午前11時に積雪46センチを記録。市内の道路は両脇に雪の山ができ、歩行者も自動車も滑る路面に気を配り慎重に行き来していた。 青森地方気象台によると、各地の最高気温は青森市酸ケ湯氷点下7.0度、十和田市休屋同2.2度、六ケ所と青森大谷同1.3度、平川市碇ケ関同1.0度、むつと東通村小田野沢同0.6度、弘前0.4度、青森1.2度、八戸2.5度など。23観測地点の全てで前日から2.0~5.2度、平年比では2.6~5.0度低かった。 同日午後5時現在の各地の積雪は青森市酸ケ湯184センチ、青森大谷59センチ、青森45センチ、むつ市脇野沢27センチ、野辺地と今別26センチ、五所川原25センチ、弘前21センチ、むつ20センチ、八戸3センチなど。積雪を観測する16地点中、11地点で平年比120~286%に上った。 同気象台によると、17日の県内は冬型の気圧配置が次第に弱まるが、全域で雪となる見込み。各地の予想最高気温は八戸3度、青森と弘前、深浦2度、むつ1度。