【5月27日の虎に翼】第41週 疎開先で東京大空襲を逃れた寅子たち 終戦を迎え帰還した直明は
【先週のあらすじ】 結婚した寅子(伊藤沙莉)は弁護士として奮闘するが、失敗から自分の甘さを痛感。さらに懐妊した寅子は、久保田(小林涼子)たちが辞めると知り、女性の弁護士は自分しかいないと無理をして倒れてしまう。限界を感じ弁護士を辞めた寅子は、娘を出産。家族と暮らしを営んでいたが、夫の優三(仲野太賀)に召集令状が。寅子と思いを伝え合い、優三は出征していった。 ◆ ◆ 昭和20年。東京大空襲で多くの人が被害に遭う。寅子と娘の優未、花江(森田望智)と子供たちは疎開先で空襲を逃れるが、空腹に耐えながら必死に暮らす家族の元に悪い知らせが届く。やがて、終戦。弟・直明(三山凌輝)が帰って来る。久しぶりの再会に大喜びする猪爪家だったが、直明は大学へは行かず、すぐにでも家族のために働きたいと言い出す。 朝ドラ110作目の「虎に翼」は、日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ女性・三淵嘉子がモデルのオリジナルストーリー。戦前戦後に道なき道を切り拓いた、弁護士や裁判官など法曹たちの情熱あふれる世界を描く。ヒロインの寅子を演じるのは、ドラマや映画・舞台において、シリアスからコメディまで確かな演技力で活躍する女優・伊藤沙莉。脚本は、よるドラ「恋せぬふたり」で第40回向田邦子賞を受賞した吉田恵里香が担当する。