「俺が口を開けば1カ月で政権が終わる」と言っていたのに…金建希夫人の疑惑を暴露した政治ブローカー、尹大統領会見直前に突然の謝罪
【TV朝鮮】(アンカー) 「金建希(キム・ゴンヒ)夫人公認介入疑惑」の中核人物、政治ブローカーのミョン・テギュン氏が今日(11月7日)午前、突然謝罪メッセージを交流サイト(SNS)に掲載しました。尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の記者会見の直前であり、明日検察の召喚調査を控えている時点でのことです。「俺が口を開けば1カ月で政権が終わる」と言っていましたが、なぜ態度を変えたのでしょうか。チュ・ウォンジン記者がお伝えします。 【写真】政治ブローカーに責任を転嫁されたカン・ヘギョン氏
(記者リポート) ミョン・テギュン氏が尹大統領の記者会見開始35分前にSNSに投稿した文章です。 「私の軽率な言動のために、公開された録音内容で心に傷を負うことになった方々に謝罪申し上げます」と述べました。 (ミョン・テギュン氏) 「恥ずかしくて申し訳ないし、私の不徳の致すところ。私がこの事件を起こしたわけでもないし。何度も自分たちで追い込んで」 「俺が口を開けば1カ月で政権が終わる」と言っていたのとは全く違う言い方です。 ミョン・テギュン氏は事態の責任を「公認介入」疑惑を提起したカン・ヘギョン氏と、録音ファイルを(韓国最大野党)共に民主党に提供したと言われている運転手に転嫁しました。 「カン・ヘギョン氏が義父の病院費名目で2000万ウォン(約220万円)を要求した」「運転手は比例代表国会議員を要求して脅迫した」と主張しました。 ミョン・テギュン氏の弁護人は「カン・ヘギョン氏らは金銭問題が浮上するや、『編集された録音ファイル』を公開した」「明日検察に証拠を提出する」と言いました。 これに対してカン・ヘギョン氏側は「ミョン・テギュン氏が死んだ義父まで巻き込み、人の道を外れたウソをついたことに怒りを禁じえない」と反論しました。 検察は明日午前10時、ミョン・テギュン氏を召喚して聴取し、今週末にも追加調査を経て、拘束令状の請求を検討する方針です。TV朝鮮、チュ・ウォンジンがお伝えしました。 (2024年11月7日放送 TV朝鮮『ニュース9』より)