OWVとニューヨークがコラボライブ 「Warai Mirai FES2024」が開幕
吉本興業や在阪テレビ局などで作る一般社団法人「チーム関西」が国連提唱のSDGs(2030年までに達成されるべき持続可能な17の開発目標)推進を目的に3年前からこの時期に開催する「Warai Mirai FES2024」が開幕。大阪市内でのオープニングステージでは、男性4人組ダンスボーカルグループ「OWV（オウブ）」がお笑いコンビ「ニューヨーク」とコラボライブを開催。
一方、吉本新喜劇では現役座長のすっちー、酒井藍、アキ、吉田裕の4人が久々に勢ぞろいし、川畑泰史・前座長の作演出でSDGsをテーマにした1夜限りの舞台を「なんば寄席2024」の一環として披露。〝新喜劇の顔〟指名の島田珠代も加わる豪華顔ぶれに観客は大喜び。
OWVはこれまでも「漁網アップサイクルプロジェクト」や、サステナブルバラエティー番組の出演などで精力的にSDGs普及活動を繰り広げ、今回は昨年の同イベントで回収した不用衣類1127点を新たなTシャツにリサイクル。4人がそれぞれ独自デザインして競い、ファン投票で本田康祐と浦野秀太の2作品が選ばれ、Tシャツ付きチケットが実現。 「ニューヨーク」屋敷は、SDGs実践例として「普段余り出来ていないので、募金の時に1ケタ多い目に出す」と胸を張った。 新喜劇は4座長と島田のギャグ合戦となり、定番が次々繰り出されるおなじみのやり取りに加え、島田のパンティーテックスダンスに踊り得意のアキが飛び入りで加わる豪華版。アキは「ウケなかったらどうしよう？ とハラハラしました」とホッとした表情。
SDGs実践例を問われ、太めの酒井座長は「フードロスを出さないように毎回完食！」、島田は「むだなパンティー履かなくなりました！」とそれぞれ自身のギャグに寄せて笑いに替える一幕も。 (畑山博史)
