市道陥没、「危険」建物は9棟 広島市が応急危険度判定 原則立ち入りできず
広島市西区福島町で発生した市道陥没事故で、市は6日、建物の応急危険度判定の結果、原則立ち入らないようにする「危険」が9棟だったと明らかにした。今後、内部を調べ、解体、補修などの対応を所有者の意向を踏まえて決める。 【イメージ図】専門家が分析した陥没の原因 市によると、現場の半径50メートル以内の建物27棟で応急危険度判定を実施した。うち「危険」が9棟、立ち入りに十分注意が必要な「要注意」が3棟だった。これらは個別に所有者に結果を伝え、対応を相談する。残る15棟の「調査済」も敷地内と建物内の調査をした上で、帰宅可能かどうか判断するという。
中国新聞社