折坂悠太、新作のタイトル『呪文』に込めた意味は? “信じること”や“気分”の大切さ
そのときの状況や生活とハーモニーになってほしい
番組では折坂がニューアルバム『呪文』に収録の『スペル』をスタジオで生演奏した。 折坂:このアルバムの表題曲と言ってもいいかなと思う曲で、アーティスト・折坂というよりかは人間・折坂を表した大切な曲になりました。 別所:(スタジオライブを聴いて)いやあ、ディダバディだったね。ああ、沁みた。 折坂:まさにディダバディとおっしゃっていただいたように、ディダバディでしか言い表せない気持ちに最後なっていくというのが気に入っているところです。 別所:曲や歌詞はどう湧いてくるんですか? 折坂:この曲は道を歩いていてパッと浮かんで。それまであったアイデアをいくつかカチャッと合わせたりして、それがうまく組み合わさってわりとすぐにできましたね。思い付いたときには。 別所:アルバムは全9曲を収録。これはしっかりと聴きたいですね。いろんな自分の思い出や人生に繋がって重なって甦る何かがあるかもしれません。 折坂:そうですね。その人のそのときの状況とか生活とハーモニーになってほしいなと思って作りましたね。 折坂は、7月26日(金)から28日(日)に新潟県湯沢町苗場スキー場で開催の「FUJI ROCK FESTIVAL '24」(折坂は27日に出演)や、8月16日(金)、17日(土)に北海道・石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージで開催の「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2024 in EZO」(折坂は16日に出演)に登場する。 そして、9月からはニューアルバム『呪文』を引っさげての全国8都市9公演のホールツアー「折坂悠太『呪文ツアー』」がスタートする。 折坂:いずれもバンドでまわります。 別所:しっかり朝にストレッチしてくださいね。 折坂:そうですね。朝と夜もストレッチをして。ライブ前もラジオ体操をよくやっています(笑)。 別所:喉のケアとかどうしているんですか? 折坂:あまり気を使っていなくて、全体的な気持ちですね。気持ち的なこととかそのときの疲れとかがとにかくたまらないようにしている感じですね。今は。 別所:この夏、音楽以外でやりたいことは? 折坂:最近、自分はこれが好きなんだなって思ったものがあって、通りに面したお店、テラス席とかあるじゃないですか。 別所:カフェとかね。 折坂:あれが好きなんですよ。なので、そこに座って道行く人を見ながらレモネードかなんかを飲んでまったりしたいというか(笑)。 別所:そうしていると新たな曲が生まれそうですね。 折坂:生まれるか、ちょっと怠けちゃって出てこないか。チルしたい気持ちがありますね。そういう場所で。 折坂悠太の最新情報は、公式サイトまで。 『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』のワンコーナー「MORNING INSIGHT」では、あらゆる世界の本質にインサイトしていく。放送は月曜~木曜の8時35分頃から。