湊かなえの青春小説『ブロードキャスト』、初の舞台化決定 キャストも発表
湊かなえの青春小説『ブロードキャスト』が、初の舞台化決定。2024年8月より恵比寿・エコー劇場にて上演される。 【写真】湊かなえ絶賛 難役に挑んだ戸田恵梨香&永野芽郁『母性』場面写真 松たか子主演で映画化された『告白』や、戸田恵梨香と永野芽郁が親子を演じた映画『母性』など、数多くの傑作を残してきた湊かなえが初めて手掛けた青春小説『ブロードキャスト』。コミカライズも刊行された同作が、元吉庸泰を演出に迎えて、今夏に舞台化されることが決定した。 中学時代、陸上部に所属していた町田圭祐。駅伝で全国大会を目指していたが、3年生最後の大会ではわずかの差で2位となり、大会への出場は逃してしまった。その後、スポーツ強豪校の青海学院高校に合格したが、ある理由で陸上を諦めることに。 そんなときに同じ中学校出身の同級生・宮本正也に声をかけられた圭祐。放送部志望の正也に熱心に誘われ、なりゆきで圭祐自身も放送部へと入部することになる。陸上への未練は感じながらも、正也や同級生の咲楽、さらに先輩たちの熱意に触れ、徐々に放送部への想いを高めていく圭祐は、部員たちと共に高校放送コンテストのラジオドラマ部門で改めて全国を目指すことになる。陸上を続けようと入学したはずの高校で、圭祐は新たな夢や居場所を作ることができるのか…。 主人公・町田圭祐役には、16歳で舞台デビュー以来主に舞台を中心に活動している新正俊。圭祐とは中学時代からの友人で、圭祐が放送部に入部することになるきっかけを作る脚本家志望の宮本正也役に、ジュニア期待の新星で、かねてより舞台出演を待望していた木村来士。内向的な性格だったものの、正也に“声”の良さを見初められて放送部に入部することになる久米咲楽役に深尾あむほか、2.5次元ミュージカルから本格派ストレートプレイでも幅広く活躍する若手実力派俳優陣が結集して傑作の舞台化に挑む。 舞台『ブロードキャスト』は、恵比寿・エコー劇場にて8月10日より上演。 ※スタッフ&キャストのコメント全文は以下の通り。