「こっくりさんは言語を超えるんだな」妖精が棲む森に幻覚サボテンに髑髏の笛…オカルト編集者・角由紀子がメキシコで体験した不可思議の数々
メキシコのホテルで「幻覚サボテン」を体験
–––––メキシコックリさんにUFOに、とツアーは大成功だったようですね。 あ、それにメキシコでは「ペヨーテ」という幻覚サボテンがあるのですが、通常、夜通し行われる儀式の簡易版として、2時間ほどホテルで体験しました。シャーマンからペヨーテを食べさせてもらって、よく噛んで自分の唾液と混ぜることで効果が倍増するんですが、実際に通常の意識状態とは違うところにいくことができましたね。 メキシコでは、ペヨーテの強烈な幻覚作用を用いて宇宙と一体化するという儀式が、7000年前くらいから続いているんですよ。 –––––体験してみていかがでしたか? 参加者の中には喜びに溢れて号泣している人もいましたし、私の場合は笑いが止まらなくなってしまいました。はじめは自分の体の10cm先くらいまで、オーラというか、輪郭が膨張している感覚があったのですが、それがどんどん溶けていって、次に空気と一体化する感覚が訪れて…。そのあと、お腹のあたりがヒクヒクし始めて、全然おもしろくないのに笑うしかないみたいな。 –––––メキシコではおもしろいグッズも購入されたとか。 そうなんです! 古代に生贄の文化があったからかもしれませんが、メキシコでは町中に「髑髏(どくろ)」が溢れているんですね。街のいたるところで髑髏をモチーフとしたグッズも売っているのですが、私は髑髏の形をした「死の笛」を買いまして。 –––––死の笛…? 死の笛は、比較的最近アステカの遺跡から見つかったもので、当時は500人くらいで一斉に吹いて敵の戦意を喪失させたり、恐怖心を煽ったりという目的で使われていたみたいなんです。なので、私も今後ムカつくこと言われたら、これを目の前で吹いてやろう、と思っています(笑)。
今一番挑戦したいのは「ブレインチップ」の埋め込み
–––––角さんは膣ヒアルロン酸を注入したり、手相タトゥーを入れたり、手の甲にマイクロチップを埋め込んだりと、身体改造にも意欲的に挑戦されています。最近は何かありましたか? 最近は全然やってないんですよね…。ただ、YouTubeで美容チャンネルを始めまして。その流れで、近々初めて「糸リフト」の施術を受ける予定です。 かなりグレーゾーンなのですが、実は過去に施術用の糸を用意して、セルフで挑戦してみたことがあるんです。でも麻酔なしで、プロの動画見ながらほとんど勘で挑戦したので、顔がパンパンに腫れてしまって(笑)。とても危険なので、絶対に真似しないでほしいのですが。 なので、自分の方法が正しかったのかどうか確かめるためにも、プロの手で一度糸リフトを入れてもらいたかったんです。 –––––そのほかに、今挑戦したいものはありますか? 一つは、現在埋め込んであるマイクロチップが古くなってしまったので、それを新しいものに取り替えたいですね。 あとは、マスク氏が創設したニューラリンク社が、人の脳にチップを埋め込む手術を行ないましたよね。ブレインチップはかなり興味があるので、できるだけ早く取り入れたいなと思っています。 取材・文/毛内達大 撮影/井上たろう
『新・三茶のポルターガイスト』
2024年6月21日 (金) ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサ、 新宿シネマカリテ他 全国ロードショー 映画公式ホームページ
角由紀子