熱々のうちに「いただきます!」 園児が新米できりたんぽ作りに挑戦 秋田・大館市
秋田テレビ
秋田県大館市のこども園で6日、園児が新米を使ってきりたんぽ作りに挑戦した。炭火で焼き上げたきりたんぽを味わい、大満足の様子だった。 きりたんぽ作りに参加したのは、大館市の南が丘こども園の年長組の園児20人。 6日は地元で生産されたあきたこまちの新米1.5キロが用意された。まずは、炊き立てのご飯を臼に入れ、きねでつぶしていく。 ご飯がつぶれたら秋田杉の棒に巻き付ける。初めは苦戦していた子どもたちだったが、小さな手で一生懸命たんぽの形を整えていた。 続いて、たんぽをじっくりと炭火で焼いて焦げ目を付ける。そして待つこと約40分。おいしそうなたんぽが完成した。 焼きたてのたんぽはちぎって、鶏ガラのだしたっぷりのスープに入れて食べる。 特別な給食に箸が止まらない子どもたち。自分たちで作ったきりたんぽの味に大満足の様子だった。 園児は「おいしい。にぎにぎするのが楽しかった」「初めて作った。上手にできたと思う」などと話していた。 子どもたちはこの他、みそつけたんぽや焼き芋も味わい、残り少ない秋を満喫していた。
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