C・ロナウドがいるのにACLに客が入らない? 「お金でファンを買うことはできない」
アル・フェイハとのゲームは寂しい空気に
アジアチャンピオンズリーグも決勝トーナメントに突入したが、注目される勢力の1つがサウジアラビア勢だ。 [動画]ロナウドがACLで決勝ゴールを挙げたがスタンドは…… まず15日にはサウジアラビア勢同士の対決となるアル・フェイハとアル・ナスルが激突。アル・ナスルは多数のスターを抱えており、このゲームにはDFアイメリック・ラポルテ、アジアカップにも出場していた左サイドバックのアジズ・ベヒッチ、中盤ではマルセロ・ブロゾビッチ、得点力の高いタリスカ、そして最前線にはクリスティアーノ・ロナウドが入った。 ゲームは81分にロナウドがゴール前に詰めてアル・ナスルが勝利を収めたのだが、英『Daily Star』が寂しいと指摘したのは観客の数だ。 サッカー界のスターであるロナウドが出場したゲームにも関わらず、会場のプリンス・ファイサル・ビン・ファハド・スタジアムの6%ほどしか席が埋まらなかったという。 ゴールを決めたロナウドは耳を澄ませるようなポーズを見せていたが、サウジアラビア勢同士のACLでもスタジアムは埋まっていない。 同メディアは「スター選手たちは中東に向かっているが、試合の観戦者数は未だに恥ずかしい数字となっている。お金でファンを買うことはできないのだ」と伝えており、盛り上がりは今ひとつだ。 サウジアラビアからはファビーニョ、エンゴロ・カンテらが所属するアル・イテハド、マウコム、セルゲイ・ミリンコビッチ・サビッチ、アレクサンダル・ミトロビッチ、ネイマールらが所属するアル・ヒラルが参戦しているが、サウジアラビア勢はACLを盛り上げられるか。
構成/ザ・ワールド編集部