11月5日は「津波防災の日」高知市の商店街で防災訓練 “車いすでの避難”も想定に追加
テレビ高知
きょう11月5日は「津波防災の日」です。高知県高知市の商店街では地震と津波を想定した防災訓練が行われました。 【写真を見る】11月5日は「津波防災の日」高知市の商店街で防災訓練 “車いすでの避難”も想定に追加 帯屋町アーケードでの防災訓練は、はりまや橋小学校区防災連合会が2023年から実施していて、5日は店舗の営業時間中に震度6強の地震と津波が発生したという想定で行われました。 訓練には帯屋町商店街などからおよそ80人が参加。揺れている間しゃがんで頭を守った後、揺れが収まると近くの避難場所になっているオーテピア高知図書館に避難しました。訓練では自力で歩くことができない人が車いすに乗って避難するという想定が今回、新たに追加され、より実践的な形で行われました。 (車いすで参加した人) 「何時からスタートって想定されていたのに慌ててしまって、準備に手間取ってしまったことと、京町商店街はアナウンスが聞こえなかったので逃げる準備がちょっと遅れることがありました」 (車いすで参加した人) 「逃げ遅れる方がいるかもしれない、歩けない方がいるかもしれないというところは意識をもって、お互いに助け合うというところを考えていただけたらありがたいです」 (はりまや橋小学校区防災連合会 広末幸彦 会長) 「各お店の店主さん、従業員さんも一緒に逃げていただいて、スムーズに避難ができたように思えます。震災が多くなっていますので、いつ来てもやっぱり自分の命を一番先に守りながら、お客さん、従業員も含めて命を守るということが大事だと思います」 はりまや橋小学校区防災連合会は今後、参加人数や想定を増やし訓練を続けていきたいとしています。
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